みなさんこんにちは
「Pフィーバー真花月2 夜桜バージョン(SANKYO)」を筆頭に続々と「遊タイム」付きパチンコの情報が出てまいりました。そのため、前回の記事でお話いたしました(新)規則解釈基準の中の「遊タイム」についてザックリと理解できるようにまとめたいと思います。これを機に理解したうえで「遊タイム付き」パチンコを遊技してみてはいかがでしょうか?
「遊タイム」とは
新たな規則解釈基準の変更に伴い追加された仕様で、簡単にまとめると大当りを経由しなくとも時短に突入することが可能な仕様です。
例えば、一般的に言われる「ハマり」を決められた回転数ハマることで時短に突入する事が出来、事実上の天井機能(大当りを確約するものではない)の様な使い方も可能となります。
ただし、規定回転数にも決まりがあり低確率時の【2.5倍~3倍以下の回数】に限ります。
「遊タイム」発動回転数の計算
今回の「Pフィーバー真花月2 夜桜バージョン(SANKYO)」で例えますと
低確率時 1/199.8
遊タイム発動 500回転
となっておりますので500(発動回転数)÷199.8(低確率時)=約2.5倍という計算になります。
逆に言えば3倍×199.8(低確率時)=599.4(回転数)となりますので500回転~599回転までの間は規則上、設定可能ということになります。
このように考えると今後導入される「遊タイム」付きパチンコが、遊タイム発動の規定回転数をどのあたりまで変えることが可能なのかが判断でき、より遊技機を楽しめるかもしれません。
また、遊タイムに到達することで恩恵のように感じられる仕様であれば尚更2.5倍の方に寄せる事が重要になるでしょう。
例えば一種二種混合機などは遊タイム発動により特図2で抽せんを受けられるため、遊タイムがゲーム性として占めている部分が大きくあります。その場合は2.5倍に寄せた方が効果的と言えるでしょう。
時短回転数の計算
先ほど「天井機能(大当りを確約するものではない)」と書かせていただきましたがこちらの理由として、時短回数は大当たり確率の分母3.8倍以下という定めがあるからです。
つまり、あくまで規定回転数到達で発動するのは時短であって大当りではないということです。
では、またまた「Pフィーバー真花月2 夜桜バージョン(SANKYO)」で例えます。
低確率時 1/199.8
時短回数 759回転
となっております。
計算式としては759(時短回数)÷199.8(低確率)=約3.79倍となります。
ちなみにこれ以上一回転でも増やすと760(時短回数)÷199.8(低確率)=3.8overとなってしまい規則上、引っ掛かってしまうのでギリギリの回転数であることが分かります。
今後導入予定の遊タイム付きパチンコ
※公式サイト又はyoutube等の公式アカウントにて発表があったものを一部記述しておりますので、誤りがある可能性がございます。ご了承ください。
今後導入予定の「遊タイム」付きパチンコは
・Pフィーバー真花月2 夜桜バージョン(SANKYO)
・P戦国乙女6 暁の関ヶ原(アムテックス)
・パチンコ仮面ライダー轟音(KYORAKU)
・Pリング 呪いの7日間2(藤商事)※youtubeにて公式アカウントから発表アリ
・P交響詩篇エウレカセブンHI-EVOLUTION ZERO(Sammy)
・P桃キュン剣5(西陣)※youtubeにて公式アカウントから発表アリ
となっております。どの台も各メーカーを象徴するような名立たる機種ばかりで導入が楽しみです。
遊技機開発職の魅力
いかがでしたでしょうか。今回は「遊タイム」について語らせていただきましたが、パチンコもパチスロも規則を知ると違った見方が可能になります。
知識を身につけ見識が広がると、物事をより柔軟に考えられると私は思っております。
もしも、この記事を読んで遊技機開発職への就職や転職を考えた方は、遊技機開発の求人から探してみてください。未経験の方でも、応募資格に該当していればご紹介可能な求人も一部ございます。