パチンコ・パチスロ発のオリジナルコンテンツの魅力!
今やパチンコ開発には必要不可欠な漫画やアニメコンテンツとのタイアップですが最近は既存コンテンツではなくメーカーのオリジナル版権でヒットを飛ばす機種も現れてきています。またそのオリジナルコンテンツはパチンコ業界関連に限らず様々な形で存在感を増しています。まさにマルチメディア展開で新たな収益の一つになりつつあります。
今回はそんなパチンコ・パチスロ発のオリジナルコンテンツについて書いてみようと思います。
オリジナルコンテンツ
開発職としてやはり既存コンテンツに頼らず自社開発したキャラクターがヒットにつながる事が何よりうれしいことではないでしょうか。タイアップ機種は版権料が必要ですし様々な規制事項があったりするので自由に開発するということが中々出来ません。しかしながらオリジナルコンテンツとなると自由な設計とは裏腹に認知度0からのスタートになりますので販売する側からすればタイアップ機種にして欲しいと思うところがあります。そんな中、㈱平和からリリースされている「戦国乙女」はトップクラスのコンテンツに育っています。2008年に導入が開始され当時のパチンコ機には珍しい声優に拘った機種になっておりオタク層を取り込む仕様となっておりました。その後もシリーズ化され現在も最新機種がホールで稼働しています。
戦国乙女はTVアニメ化、漫画化され最近ではゲーム、アプリにもなっておりコンテンツとの接点は拡大傾向にあります。さらにネット上にある乙女ポータルサイトから様々な情報発信を行っておりファン拡大に努めています。特筆すべき点はパチンコ機以外のコンテンツ収入が極めて大きいところです。まさに一粒で二度も三度もおいしいオリジナルコンテンツに成長しました。
オリジナルイメージキャラ
変わったところでは「1000ちゃん」というオリジナルキャラクターがいます。これはパチスロメーカーである㈱オーイズミの看板キャラクターとしておもに宣伝広告に登場する萌え系のキャラです。機種として登場しているわけでもないのですが、毎日、昼の12時(正午)に「おっ昼だぁ〜☆」の合言葉とともにTwitter上に現れ、ファンと交流するという仕掛けが受けたのか、その愛らしい姿と相まって人気が爆発、アニメ化、CD化される程の人気コンテンツになっています。
コンテンツ開発の必要性
コンテンツの枯渇が心配される中、パチンコ・パチスロメーカーが自ら上記のようなコンテンツを企画開発する必要性が高まって来るかもしれません。勿論、遊技機開発ですのでゲーム性の高い機種開発が伴っての話ですが・・・。
これから先パチンコ・パチスロ発のコンテンツが世界を席巻する時がくるかもしれません。
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