新卒採用と中途採用の違い（遊技機開発者）

パチンコ・パチスロ開発職の採用方法（新卒採用・中途採用）

パチンコ・パチスロ開発者になるためには、就職活動で企業に雇用されることが必要とされます。もちろん、ご経験や秀でた技術力があれば起業やフリーランスとして遊技機の開発職で働いている方も大勢います。一般的には企業の採用は「新卒採用」と「中途採用」に区分され、会社の規模にもよりますが、採用担当者も新卒採用担当社と中途採用担当者に分かれていることがあります。同じ採用ですが、新卒採用と中途採用とでは企業側が採用するための採用基準も異なってきます。
今回は新卒採用と中途採用の違いについて、書いていきます。

新卒採用の特徴

「新卒採用」は、一般的には高校や大学、専門学校と行った学生が対象となります。そのため、日本の企業においては、毎年４月入社が一般的であり、広く門戸が開かれた求人であるといえるでしょう。
学生時代中の活動のため（現在は第２新卒者も含まれることが多い）、大多数の方が、一生に一度の採用活動であることも特徴として挙げられます。

＜企業から見た新卒採用＞

対象者	主に学生の身分を有する方（大学生・専門学校生・高校生など） ※第２新卒者を対象に含む企業も多くあります。
入社月	４月入社
採用活動	企業は計画的に１年に１回、４月入社としての採用活動
採用目的	将来的な活躍に期待しての採用が多い。
待遇面	各社の規定により決まる ※最終学歴によって差を設けることが多いが、学歴が同じ同期入社であれば給与水準は一律である。
研修	入社後、新入社員研修が行われる。研修は職種共通の内容としては、社会人としてのビジネスマナーやビジネススキルが挙げられる。企業によっては、その後、配属先でOJT研修がある。 ※パチンコ業界の就職といっても、ビジネスマナー等の基本研修はさほど変わらないことが多い。
その他	・採用期間中に複数の内定をもらえることもある。そのため、内定後にその企業へ就職するのかを考える時間が持てるのも新卒採用のメリットといえるかもしれません。・広く門戸が開かれているのが新卒者の就職活動です。そのため、１次面接に進めることが多いが、その分、通過は容易ではありません。

新卒採用は社会人経験がない方の就職活動です。そのため、人柄などの人物面を面接でしっかりと見られます。そして、企業は採用後、将来的に会社に貢献できる社員になってほしいためにビジネスの基本知識やスキルを新入社員研修を実施してくれます。
対して、中途採用は新卒採用とどのように違いがあるのでしょうか。

中途採用の特徴

「中途採用」は企業の考え方によって新卒採用とは大きく異なる採用活動です。計画的に特定職種の人材を採用するようなケースもあれば、退職者による欠員等で急遽、採用する場合もあります。
新卒採用との大きな違いは、即戦力、もしくは短期間での戦力化が期待できる人材を採用することが中途採用の目的といえるかもしれません。企業の考え方にもよりますが、中途採用としての就職活動、つまり転職活動はご自身が積んできた経験が採用企業としては重要なポイントとなってきます。

＜企業から見た中途採用＞

対象者	会社員・フリーター・転職活動中の方すべて
入社月	不定期採用で入社月は特に決まっていません。
採用活動	時期は求職者本人の意思で決まる。
採用目的	・優秀な人材であればいつでも採用できるよう門戸を開けている・欠員が出たために採用（急募求人であることが多い）・新規プロジェクト等により、社外から人材を獲得する場合・役職者・責任者を採用したいとき等々、様々なケースが想定される活動です。
待遇面	職種・役職によって様々なうえに、求職者側で希望年収を提示できる場合もある。 ※条件面においては、求職者が給与面、勤務地、休日等の待遇面を提示することも可能です。ただし、希望条件が高いだけの採用価値が問われます。
研修	社会人としての基礎が備わっている方の採用のため、ビジネスマナーやビジネススキル等の研修はありません。業務内容を理解している方を採用することが多いため、業務中のOJT研修がほとんどではないでしょうか。
その他	・現職に勤めながらの就職活動も可能（この場合は人材紹介会社を活用するメリットが大きい）・求職者の転職活動期間は人により様々だが、内定を複数抱えてから入社する企業を考えることが困難である。・採用側は求職者が何をできる人かが一番知りたい。そのため職務経歴書・履歴書がとても重要であるといえます。（職務経歴書の書き方）・（履歴書の書き方）