現在実施されているパチンコ機の確変比率は65%とまでに規制されましたが、機種によっては大当りの継続率70%以上となる機種も存在します。それは、確変による継続率は65%に規制されましたが、機種タイプによっては確変+時短中の引き戻し率でトータル65%を超える機種づくりがされているからです。

ここでは、代表的なパチンコの確変タイプを下記の6タイプに分類して、ご紹介していきます。

確変継続率65%規制のタイプ分類

◆ループタイプ(次回まで確変が継続するタイプ)
確変割合は65%まで。
時短を搭載した場合は時短による引戻しも65%まで。(メモリー含む)

◆STタイプ(決まった回数で確変が終了するタイプ)

確変突入率は100%でも構わないが、確変中に当る割合は65%まで。
(時短での引戻し率を除く。メモリーでの引戻しも除く。)

◆転落抽せんタイプ(確変中、毎変動ごとに確変の転落抽せんを行なう)
STタイプと内容は同じ。

◆V確変タイプ(大当り中にV入賞(通過)で確変が作動するタイプ)

確変突入率および継続率ともに65%まで。
※V-ST機にすれば確変突入率100%の可。ただしST機と同様の考え方。

◆1種・2種タイプ(Vポケット入賞で大当りになるタイプ)
このタイプには確率変動機能は設けられない。
時短機能を設けて次回大当りを得ることになる。
この場合は時短比率は65%まで。(突入率と継続率が異なる場合も同様)

◆リミッタ機能タイプ(確変による大当り回数にリミットを設けたタイプ)
リミッタ到達時に時短を設けた場合、時短による引戻しは65%まで。

想定されるパチンコ機種タイプを6種類あげました。
これまでもパチンコ・パチスロともに幾度の規制が繰り返されてきましたが、規制には目的や意義があり、その目的・意義に反する方向の機種づくりを進めると新たな規制が施行される・・・。このような規制は、パチンコ業界の歴史上、枚挙に遑がありません。

また、次回もおたのしみに。