みなさんこんにちは。

今回は前回の記事に起こしました内容の続きを書きたいと思います。
前回記事⇒ぱちんこ演出について①

デモ画面について

デモ画面では遊技者が頻繁に見れないようなプレミア時の映像「これが絡めば大当りに結び付く」といったような見どころ演出映像を流します。
また、遊技機カスタム機能が人気を博しており、遊技者の好きな演出が多く発生する様な工夫や遊技者の好きな演出のバランスに調整することが出来ます。
こちらのカスタム機能はカスタムタイミングは大当り中や電サポ中、通常時など様々ですが、とても高い人気を博しており、この際の映像やデザインも演出と言えます。
また、省電力モードにすることでホール様の運営を支えるようにするアイデアも一般的になっております。

液晶映像演出について

液晶映像演出についてと言われてもピンとこないと思います。ここで言う液晶映像演出とは「大当り中や通常時など関係なく、液晶パチンコ機で流す演出について」です。
何となく頭では把握している基本的な点ですが、文字に起こしますと

・何ライン機にするか考案
・図柄と背景をどのように使用して演出するか
・変動開始⇒リーチ⇒SPリーチ(前半)⇒SPリーチ(後半)⇒大当りといった流れの間に流す演出の考案
・変動開始⇒リーチ⇒SPリーチ(前半)⇒SPリーチ(後半)⇒大当りの演出やシーン選定の考案

上記のような形になります。意外とシーン毎に区切って考えたり一つの演出を深堀する機会はあまりなかったのではないでしょうか。

UI演出について

UIとはユーザーインターフェースの略です。例えば「保留置き場」「ゲーム数表示」などの数ゲームにわたって画面上に表示されている物になります。
ユーザーインターフェースでの演出といたしましては「信頼度高い保留が入った時に保留置き場が激しく揺れる」や「ゲーム数の表示色が変わる」などがあります。また、ユーザーインターフェースは基本的にずっと表示されている物になりますので作品の世界観を演出するためにうってつけとも言えます。例えば、作品が「江戸時代の侍」という時代背景ならばデザインは日本刀や着物、甘味処などのデザインで演出も風呂敷や桜吹雪などを取り入れるとより世界観にマッチしたものになります。

役物演出について

役物は遊技機に欠かせない物であり、今では劇的に変化しております。役物は現在は二つ以上用意するのが基本となっており、複数ある役物を使用してどのように演出を起こすのかが見せどころとなります。役物を使った演出として難しいところにはなりますが、役物が完成しているタイミング(尺)で役物と絡めた演出を起こすという物があります。例えばピストルを用いた役物が発砲する動きに絡めて画面に銃痕が残るようにするといった演出になります。
そのため配置等もかなり拘って演出する必要があります。

ボタン演出について

ボタンの演出も実は奥が深い物です。特に現在の遊技機における主流なボタン色変化ポップアップ(飛び出し)レバーを引かせる等があります。そのためボタン出現演出の際も赤ボタンが出現するならばボタンのLEDも赤にする等映像と絡めてしっかり作る必要があります。また、ボタンには有効尺という物があります。「有効尺ギリギリならばこのような演出を挟む」などの演出が出現する事も可能です。

まとめ

今回は前回含め2記事にわたって演出の話をさせていただきました。普段遊技している際には案外、演出を小分けして着目する事は無かったのではないでしょうか。本記事を読んでパチンコパチスロの演出に興味がわいた方は是非、演出企画や映像制作を目指してみてはいかがでしょうか?
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