みなさんこんにちは
パチンコにおいて釘はあって当たり前のものであり、ゲージを設計する事は遊技者の感情にダイレクトに響きます。
今回はそんなゲージ課の業務内容について記事にしたいと思います。

ゲージ課のお仕事

ゲージ課の業務内容は多岐に渡りますが、大まかな点だけ抜粋しますと

・盤面釘の配置
・電チューやアタッカーの配置
・申請前の実射試験等における台の配置や取付業務
・申請課や企画課、設計課との折衝業務
・スペックの考案

などがあります。主に2DのCADという物を用いて業務が行われ、ぱちんこメーカー毎に業務内容や業務幅、取り扱うソフト等様々です。
主に「CADを使いゲージをチェックし、理想の遊技結果になるまで繰り返す」というローテーションで行われます。
こちらで言うところの理想の遊技結果とは入賞率だけでなく、故障やブドウ、団子等の玉詰まりも含みます。

ゲージ課の特に気を付けている点

ゲージを製作するうえで大前提として「理想の入賞率にする」という明確な指針がありますが、それと同じレベルで気を付けなければならないのがミスをしない事です。
特にゲージ課のミスは遊技結果(出玉や速度)にダイレクトに響きますし、故障等が頻発すれば台の撤去及び耐久試験等の試験不適合に繋がるので少しのミスが大幅な損害を出す事にも繋がります。ブドウ、団子、玉詰まりは第一に排除すべき点といっても過言ではありません。
実際に故障に対する見解が甘く、導入後に故障が相次ぎ予定より早いスパンで撤去になった台もございます。
そのため、部品一つ新しい物を使うだけでもしっかりとその部品に対しての理解をしたうえで規則的に問題がないか細かな点までチェックいたします。
こうした経験をゲージ課業務の中で数多く積み上げていくことになるので、実はゲージ課で働く方々は一般的に知られていないような細かな規則に凄く詳しいです。
上記に企画課や申請課の方々と折衝業務をすると記述しておりましたが、ここで細かな規則含めて実現可能か。不可能であればどういう風にすれば良いかを煮詰めます。

ゲージ課の業務におけるやりがい

ゲージ課の業務内容や気を付けている点は上記の通りとても重要であり綿密な業務になるのですが、会社によってゲージはある程度決められたものを使う事が多くあったりします。
そのため、やりがいとしては「オリジナルのゲージを引けてそのゲージが思った通りの動きをしてくれる」ととてもやりがいを感じます。
ゲージ課で働く方々は市場にあるパチンコで一般の方々が特に気にしないようなちょっとした釘やアタッカーの配置などにセンスを見出したりすることが多くあります。

ゲージ課に就職するためのスキル

ゲージ課の方々が初めに持つべき必須スキルは実は特にありません。
何故なら使用するソフトがそもそも特殊であり、誰もが初めての状態から始めるからです。
そのため、メーカーごとに違いますが入社して初めに配属されることも多い部署となっております。
ですが、推奨技能や適性の性格等はもちろんあります。
盤面に関して豊富な知識量が必要になるので、機械いじりが好きな方や前職でCADの経験がある方は適性があると言えますが何よりパチンコ遊技機に関してどんな情報や知識、規則でも貪欲に学ぼうとするほどの熱意が求められます。こちらが一番の適正と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ゲージ課は与えられた業務を全うする事に高い志を持っている為、一般的にイメージされる企画と呼ばれる業務とは少し違う部署になります。ですが、自分たちの仕事がダイレクトに遊技者の遊技した感想に響きますので精密機器を扱う意識は強く持ってプロフェッショナルとしてパチンコの開発というお仕事をこなします。
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