今回ぱちんこに関する内規が新しくなりました。
8月5日型式試験申請分より適用される内容です。
大きな柱は下記の通り。
◆大当り確率下限1/320
◆確変継続率65%以下
◆ベース30%以上
◆ヘソ賞球4個以上
また前回の内規では1種タイプでも、タイプごとに大当り時の最大払出個数が異なっているものがありましたが今回決まった内容では次のようになっています。
●1種タイプ(ループ機、ST機、V確変機、小当りRUSH機)
『最大出玉は6400個以下(初回大当り分は含まない)』
※ただし小当りによる出玉は2400個以下
●1種・2種タイプ
『最大出玉は6400個以下(初回大当り分は含まない)』
●普通電動役物で出玉を増やすタイプ
『4800個以下(初回大当り分を含む)』または『最大1600個以下の出玉が65%で継続』
●大当り回数がセットになったタイプ
『最大出玉7200個以下』
●一般電役タイプ
『最大出玉4800個以下』
また、前回決められた最小出玉についても下記のように変更になっています。
◆大当り確率下限1/160の場合、最大出玉の1/8以上
◆大当り確率下限1/160~1/320の場合、最大出玉の1/4以上
◆上記条件を満たしていない大当りでも最大開放(アタッカーフルオープン)2R以上
さらに時短回数についても今まで適用されていた内容が次のように変更になりました。
●「時短回数=大当り確率分母-(最大保留玉数+1)」 の条件撤廃
※ただし、上限は100回まで
今回の内容をまとめると、1種タイプで現行仕様のMAX機については獲得出玉が抑えられた感があります。ただそれ以外の「小当りRUSHを搭載した機種」や「一般電役タイプ」などに関しては規制が緩くなり自由度が上がったように感じられます。おそらく波が荒い機種ばかりでなく、いろいろなタイプの機種を開発するようにという意思が働いたのではないでしょうか。
今回は以上になります。