みなさんこんにちは。

アニメや漫画で使用される集中線。パチンコパチスロでも例外なく使用される場面は多いです。
今日はそんな集中線をパチンコパチスロ業界おなじみのソフト「AfterEffects」の標準エフェクトで作成する方法をご紹介いたします。
意外と簡単に出来てしまいますので必見です。
手元にAfterEffectsが無い!!」という方。下の「まとめ」項目にて今回行ったことを分かり易くまとめておりますので「このように行えば出来る」と分かっていただければ幸いです。

集中線の用途について

パチンコパチスロの演出において、集中線は主に演出の煽りや当落前で使用されます。
当たっているか外れているかの期待感を煽る表現技法としてじわじわカメラがズームになる表現と同じくらいに有名な表現です。
他にも注目させたい部分に対して集中線で強調する等といった非常に汎用性が高いものとして昔から重宝されております。

パチンコパチスロでもおなじみ!映像制作ソフトAfterEffectsでの集中線の作り方

①まずはAfterEffectsを起動し、「ctrlキー」+「Nキー」でコンポジットを立てます。サイズやデュレーションに関しては用途に合わせて数値で良いのですが、今回は仮に「1920*1080」の「120フレーム(4秒尺)」で作成します。
②「ctrlキー」+「Yキー」で新規平面を立て、色を黒にします。
③黒平面に右クリック「エフェクト」から「ノイズ&グレイン」を押し「フラクタルノイズ」を選びます。
④トランスフォームから「縦横比を固定」のチェックマークを外し、スケールの幅を「30」スケールの高さを「3000」とします。この時、お好みでコントラストを上げて白線の太さを変えます。
⑤もう一度右クリック「エフェクト」から「ディストーション」を選び、「極座標」を選択します。
⑥「補間」を「100%」にし、「変換の種類」を「長方形から極線へ」にします。
⑦次に右クリック「エフェクト」から「チャンネル」、「チャンネルコンバイナー」を押し、変更オプションを「最大RGB」ターゲットを「アルファ」と設定します。
⑧もう一度エフェクトから「チャンネル」、「カラーマット削除」を押します。背景色が黒になっていると画面上で白線のみの状況になっていることが確認できます。
ここまでくると一旦確認します。ちなみにエフェクトコントロールボックスは以下の写真のようになっているかと思われます。

⑨確認出来たら一度ネスト化をして円形にマスクを取ります。
⑩「マスクの反転」と「マスクの境界線のぼかし」を適用し完成です。
※動きを付けたい方はお好みで「フラクタルノイズ」の展開にキーフレームアニメーションを追加してみてください。
完成です。

まとめ

実際にパチンコパチスロでも使われている表現を作成してみて、いかがでしたでしょうか?「少し難しい」という方も「案外簡単に出来た」という方もいらっしゃるかと思います。
また、出来なかったからと言って「パチンコパチスロの映像制作に向いていない」という訳ではありませんので安心してください。得意なエフェクトは人それぞれですので苦手なエフェクトに関しては少しずつ克服するのが重要です。
今回行ったことの要約を致しますと
①縦に細い線を作る
②線が中央に向かうようにエフェクトをかける
③中央をくりぬいてぼかす
というたった3工程になります。まとめだけでもAfterEffectsがお手元にない方も想像できたのではないかと思われます。

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