みなさんこんにちは。
みなさんはExcelについてどのくらい使用できますか?
パチンコパチスロの開発現場でも基本的にExcelを使用し、マクロ(VBA)が組んであるエクセルを使用する事も勿論多くあります。
会社の方針やディレクションを行うプランナーの進め方にもよりますが、
・置数振り分けを実際のプログラムで落とし込む前段階で仮落とし込みとしてExcelにマクロ(VBA)を入力して数値を出す
・仕様書や貸借物リストに関して更新ボタンをクリックするだけでいつ誰がリストの更新を行ったかが自動で記載されるようにボタンに設定するマクロ(VBA)を組む。
等で使用されます。
マクロ(VBA)が組めるようになるとパチンコパチスロの開発という仕事において効率的に業務を進行することができ、手打ちでの入力を減少させることも出来ますのでミスも減らせます。
パチンコパチスロは精密機器であり、開発者は高い責任感のもと業務に励んでおります。そのため、ミスが起こらないよう細心の注意を払っているという点に関してはマクロ以外でも業務全体として共通するところです。
マクロ(VBA)が組めないとパチンコパチスロの開発者になれないわけではもちろんございません。ですが、組める人間は貴重な人材であり、会社としてはどのプロジェクトでも力を発揮できるので重宝致します。当記事では実際にマクロ(VBA)でどのような事が出来るのかを実際にやってみようかと思います。
Excelが使用できる環境にある方は是非一緒にやってみてはいかがでしょうか?
VBAを開く
マクロを組むに当たり、コードを入力する場所の事をVBAと言います。
それでは実際にVBAを起動しましょう。
やり方は簡単です。開発タブから「Visual Basic」を押すだけです。
ここで開発タブが表示されておらずあきらめそうな方。ご安心ください。
下記手順にて簡単に開発タブを表示できます。
①「ファイル」タブを押す
②一番下の「オプション」を押す
③表示されたウインドウに対して「リボンのユーザー設定」を押す
④「開発」のチェックマークを入れてOKをクリック
これで開発タブを出すことができます。
コードを書く
VBAが開けたら、「挿入」から「標準モジュール」をクリックします。
こちらの「標準モジュール」がこれからコードを書く用紙となります。
コードは
Sub マクロ名 ()
コード内容
End Sub
で作ります。
今回はメッセージボックスを書きますので以下の通りにコードを打ちましょう。
Sub メッセージボックス()
MsgBox (“素晴らしい!!”)
End Sub
ここまで書けましたら「挿入」下部の右向きの緑色三角形ボタン(下写真の赤丸部分)を押し実行します。
すると「素晴らしい!!」と表示されたと思います。
保存方法
Excelの場合はこのまま保存すればよいのですが、マクロ付きのExcelは保存の際に一手間必要です。
「名前を付けて保存」を押しファイルの種類を「Excelブック」から「Excelマクロ有効ブック」に変更しましょう。
これによりマクロ付きのExcelとして保存されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これがマクロにおけるメッセージボックスのコードとなります。今回は初歩的なコードになりますが自由にできるとやれる事の幅が広がるので、是非マクロをもっと知り遊技機開発の現場で活かしてみてはいかがでしょうか?
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