こんにちは。
今回はパチンコゲージについて話をします。
今のパチンコのゲージは「まさむらゲージ」を踏襲しています。
まさむらゲージとは”玉の動きを楽しむために作られたゲージ”になります。
昔のゲージは「ベタ釘」といい、盤面上に釘が均等に並んだ簡素なものでした。
入賞口に玉が入るのが”偶然”によるものから”狙えば入るのでは”と期待させるようにしたゲージがまさむらゲージと言われています。
「天釘」、「ぶっこみ」、「袖」、「ハカマ」、「落とし」等はまさむらゲージに由来します。
これを基本とし、ゲージ構成を考えていきます。
まずは、盤面上に各パーツを置く場所を決めます。例えば、「液晶飾り」や「アタッカー」などです。
それを除いた場所に釘を配置していきます。
釘に玉が引っかからないようにピッチ調整を行ないます。
玉が入賞口に向かって流れるルート、玉が逃げるルートを作ります。
あとは、実際に試打して細かい調整を行ないます。
規則では下記のことが定められています。
パチンコ機のゲージの規則
・釘には真鍮などの耐久性の高いものを用いる
・玉の大きさは直径11mmとする
・玉が入賞しない入賞口があってはならない
・釘等にぶつからずに直接入賞口に玉が入賞してはならない
最近では釘の本数が減少傾向にあります。
使用する釘の本数は150~250本ほどです。
例えば盤面右側に巨大な役物を置いたりした場合、釘の本数は大きく減ります。
パチンコでは遊技球が入賞口に入る際、スランプが発生するのがつきものですが、ゲージを組む人はなるべくスランプが出ないよう考えてゲージを組んでいます。
参考になりましたでしょうか?
それでは次回お会いしましょう!