みなさん、こんにちは。
今回はパチンコ機の特別図柄の性能について話したいと思います。
よく「ヘソ始動口」や「電チュー始動口」という名前を聞いたことがあるかと思います。
規則上は、始動口の性能に違いがある場合(正しくは大当りの抽せん結果に違いがある場合)、区別するために「特図1」、「特図2」と分けて表記します。
一般的には「特図1」がヘソ始動口、「特図2」が電チュー始動口となっています。
図柄の変動に優先順序を設けている機種も多く存在します。
確変中、時短中右打ちする機種は特図2を優先している可能性が高いです。
また、特図2で当った時の方が性能が良い機種も多く存在します。
特にV確変機やV-ST機がそういう仕様になっています。
特図1と特図2で「変えて良いもの」は下記の内容になります。
特図ごとに変えて良いもの
・ラウンド数
・大入賞口の開放パターン
・電サポ回数および時短回数
・小当り確率
反対に、「変えてはいけないもの」として下記のものが挙げられます。
□特図ごとに変えてはいけないもの
・大当り確率
・確変比率(V確変機やV-ST機でもプログラム上は1種類)
・ST回数(内部的に確変している回転数)
・転落確率(確変が転落する確率)
・リミッタ回数
なお、特図ごとに性能を定めたら、状態如何に関わらず性能が変わることがあってはいけないルールになっています。
ただし、電サポ回数および時短回数だけは遊技状態に応じて変更することが可能です。したがって、例えば潜伏確変機で初回ヘソ当りは電サポが付かないが、潜伏中のヘソ当りには電サポが付くという仕様も可能です。
□【2020年1月追記】パチンコ企画(プランナー)として必要なもの
上記記事は2016年12月に書かれた記事ですが、2020年1月現在、特図1と特図2を以前とは違う使い方をする仕様の機種が増えてきています。しかしながら、特図ごとに変えてよいもの・いけないものが変わったわけではなく、発想を変えることで多様な仕様の機種が開発されています。
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参考になりましたでしょうか?
それでは、またお会いしましょう!