みなさん、こんにちは

「ぱちんこ 仮面ライダー 轟音(KYORAKU)」、「PモモキュンソードMC(NISHIJIN/西陣)」「P交響詩篇エウレカセブンHI-EVOLUTION ZERO(Sammy)」など、最近は遊タイム付きのパチンコが多く登場致しました。
今回はそんな遊タイム付きぱちんこについておさらいと現状の見解、今後の見解を絡めた記事にしていきたいと思います。

そもそも遊タイムとは?

2020年、新たな規則解釈基準の変更に伴い追加された仕様で、簡単にまとめると大当りを経由しなくとも時短に突入することが可能な仕様です。
また、時短回数は大当たり確率の分母3.8倍以下という定めもあります。
例えば、一般的に言われる「ハマり」を決められた回転数ハマることで時短に突入する事が出来、事実上の天井機能(大当りを確約するものではない)の様な使い方も可能となります。
ただし、規定回転数にも決まりがあり低確率時の2.5倍~3倍以下の回数に限ります。
第一作目は「Pフィーバー真花月2 夜桜バージョン(SANKYO)」が遊タイム付きパチンコとして先陣を切ったデビューを飾りました。
遊タイムに絡む仕組みとしては

低確率      1/199.8
時短回転数    759回転
遊タイム発動   低確時500回転

という機種スペックになっております。
時短回転数 :759÷199.8=約3.79となりますので天井時短の3.8倍以下を守っております。
遊タイム発動:500÷199.8=約2.5となりますので遊タイム発動回転数の2.5倍~3倍を守っております。
以上の二点により、遊タイム後の時短回転数及び遊タイム発動の回転数は問題ないと判断できます。

遊タイム付きパチンコの現状

現在では遊タイム搭載のパチンコのラインナップも徐々に増え、看板機種やヒットタイトルでも遊タイム付きぱちんことして使われております。
稼働も従来のぱちんこ機種と比べても遜色なく、懸念されていた「遊タイムがあることによって低確率時をあまり消化していない状態がデメリットのように感じる」といったことは無いように思えます。
単純に今までのぱちんこに事実上の天井機能が搭載され、1つの救済機能のような働きを市場で感じられているという事でしょう。
また、現時点ではサンプルが少ないですが現状の傾向だと大当り確立1/319のような大当り確立が重いタイプの方が稼働しているように思えます。
理由としてはやはり一度の大当りで獲得できる出玉が高く当たりにくい台の方が救済機能としての恩恵も大きく感じられる点でしょう。
今後も遊タイム付きぱちんこの動向に要チェックです。

遊タイム付きパチンコの今後

現在の遊タイム付きパチンコでもST確変機に搭載したり一種二種混合機(いわゆるショートST機)に搭載したり、様々なゲーム性の台に遊タイム付きぱちんこは使用されております。
また、低確率時の大当り確立も様々で甘デジタイプ(低確率時1/99付近)もあればミドルタイプ(低確率時1/319付近)もあります。
今後は様々なスペックからどの大当り確立とどのゲーム性を選び、版権を存分に生かし、その時その時のぱちんこ情勢をも鑑みつつ、今以上に高い稼働を誇るパチンコパチスロが誕生するのか、期待が高まります。
私、個人としては上記のようなサンプルも上手く活用しながら遊タイムの仕組みも込みで斬新な遊び方が提示できればかなりの武器になるかと考えており、非常に楽しみです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は遊タイム付きぱちんこと絡めて今後の市場予測を私なりの見解で語らせていただきました。
現状のパチンコパチスロ機のデータを活用し、何がどういった理由で高い稼働を誇っているという着眼点から物を考える事が楽しい方はパチンコパチスロ業界の開発者や営業職、ホールの店長として運営に携わる仕事に向いていると言えるでしょう。
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