みなさんこんにちは

5号機から6号機のスロット市場において高い稼働を見せているAT機ですが、ゼロボ押し順付きATアクセルATなど開発者の努力の末に今のAT機市場は築かれております。。
今回は三つの中でも「アクセルAT」に絞ってどのような変革が訪れたかについて書いていきます。

当時のAT機

当時AT機はゼロボ押し順付きATの効果もあり、純増も3枚付近の台が開発されておりました。しかし、当時のAT機は試験の都合上「純増3枚を維持するにはリプレイ確率を挙げる必要がありベースが高くなる」という課題がありました。
もちろんベースが高いという事は初当りが重くなったり平均獲得枚数が少なかったりする要因にもなります。どうにかリプレイ確率を上げず(ベースを高くせず)に純増三枚を実現したいと考えていたところアクセルATという仕組みの台が登場しました。

アクセルAT機の登場

KPE株式会社より2014年「激闘!西遊記」が登場しました。こちらの台はボーナスによってコインが減る仕組みを搭載しており、この「減るボーナス」のおかげで通常時にリプレイが頻発する事もなく純増3枚付近まで近づけ、回胴式遊技機の遊技性を大きく膨らませることが出来ました。
この「減るボーナス」を使ってベースを低くする仕組みが後の「アクセルAT」と呼ばれるものになります。
ちなみに「激闘!西遊記」ではアクセルATによって初当りを149.9分の1~126.3分の1まで軽くして、最大天井も256Gと驚異の数値に設定しておりました。

アクセルATの内容

アクセルATが「減るボーナス」を積むことにより、遊技性を広げたATとザックリ述べさせていただきましたが、もう少し踏み込んだ話をさせていただきます。
「ゼロボ」はボーナス入賞で2枚掛けの2枚払い出しを行うことにより純増3枚のATが可能になる仕様でした。
「アクセルAT」は2枚掛け2枚払い出しのゼロボ要素だけでなく、減るボーナスにより払い出し無しの場合もあります。(主に使用しているボーナスの違い)
そのため、ゼロボに加えて通常時のベースを削ることが出来、初当りも比較的軽くするなどゲーム性の幅を広げることが可能となりました。
このように、アクセルATが登場したことによりAT機の時代は更なる飛躍を遂げ、現在の市場に至るまで素晴らしい功績を残してきました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。AT機はこの様に試行錯誤を繰り返し、今の基盤が成り立ちました。しかし、これで「ATは全て掘り尽くした」や「もう手を広げる余地はない」と考えるのは早計だと思われますし、開発者は少しでも良い発見があればなにかしらの形にする力を持っているため更なる発見を常に模索します。
皆さんもこの記事を読んで「この仕組みはどうだろう?」というアイデアがあれば、是非企画職の道を目指してみてください。きっとそのアイデアは新しいアイデアの種になるでしょう。
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