みなさんこんにちは。映像だけでなくギミックや盤面の素材まで目まぐるしい進化を遂げているパチンコパチスロ業界。そんな中でも、今回はパチンコの演出について記事を書かせていただきます。

ぱちんこ演出とは

良く誤解されがちなのですが、パチンコの演出とはなにも「液晶演出」に限った話ではありません。例えばランプ制御で筐体枠に搭載しているランプが下から上に上がる様な光り方をしている。これも演出の一部です。ただし、パチンコパチスロの開発という仕事内容的には映像制作ではなく企画が担当する事が多い業務なので勘違いされがちなのかもしれません。

演出を行う構成物

パチンコにおいて演出を行う構成物は以下の通りです。

・液晶やドラム、ドットや7セグ等の表示器
・可動役物
・PUSHボタン
・音
・ランプ
・その他ギミック(筐体やハンドル、枠など)

演出とはとても幅広く、皆さんの良く見るステージチェンジや疑似連などの液晶演出も演出であり、レバーが震えたりパチンコ筐体から風が出る等も演出です。そんな幅広いパチンコ機の演出なのでそれを構成するものの絶対数も必然的に多岐に渡ります。

基本的な演出構成(信頼度について)

演出とはしっかりとした狙いや考えのもと作られており、とても気を付けなければ誤認という形でパチンコ遊技者の方々に誤解を与えてしまいます。そんなぱちんこ演出には「弱」「中」「強」と信頼度毎に差分を設けることが多くあります。中でも期待度が「強」の演出には多くの演出が複合したり変動時間が長く設定されているなど遊技している方たちに熱くなっていただくための努力をたくさん散りばめております。

基本的な演出構成(大当り中について)

大当り中は作品によって何を見せるかやゲーム性を最大限生かすならどのようにするか等でガラっと変わってきますが、一般的なパチンコであればアニメの一話一話をラウンド中に要約した映像として流したりするものが多いです。ただし、大当り中も遊技者の意識が散漫とせずに素直に当りの幸福感を味わえるように意識して場面選定や映像制作をする必要があります。

基本的な演出構成(コンセプトについて)

演出を作成するうえで外れてはいけない基軸がコンセプトです。コンセプトから大きく外れると持っていきたい狙いとは大きくは売れる事にも繋がりますし、そのパチンコ機に対する全体のクオリティにも影響が出てきます。コンセプトが「萌え」ならば可愛い女の子やUI(ユーザーインターフェース)「江戸時代の侍のようなカッコよさ」ならば剣だけでなく着物や和楽器音などで時代を表現する必要があります。

基本的な演出構成(確変、電サポ中について)

確変中はラウンド中と違って終わる可能性がありますので、遊技者がハラハラドキドキを味わえるような作りにする必要があります。ST機であればハズレの保留に関してはあっさりと流すことでテンポ感を底上げし、その分だけ一回のリーチに対しては熱くなってもらえるように作る必要があります。また、確変機に関しては通常に繋がるか確変に繋がるかを左右する見せ方を全力で遊技者に楽しんでもらえるように作る必要があります。潜伏確変機のように一度潜伏をするような台に関しては「もしかしたら内部確変状態なのでは・・・?」と匂わせるような映像を付ける必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。正直な話、演出について語ろうと思うときりがないため一度ここで区切らせていただきましたが、また別記事で続きを書いていければと思っております。
G&Eビジネススクールではパチンコ演出だけでなくスロットの演出を考案、制作する「演出企画」「映像制作」という業務に就くための映像プランニングコースというコースがございます。
本記事を読んでパチンコパチスロの演出について作成考案する様な業務に就いてみたいと思った方は無料で学校の事が分かるスクール説明会と資料請求が行えますので下記リンクから是非お問い合わせしてみてください。

スクール説明会(https://www.g-e.jp/schedule/)
資料請求(https://www.g-e.jp/contactssl2.html)