皆さま、お久しぶりです。
お盆を明けましたがまだまだうだるような暑い日が続きますね。
今回のコラムは前回に引き続き、今回も5号機のパチスロ市場を大きく変えた【革命的な名機】をご紹介しようと思います。
今では当り前になっている“ARTのゲーム数上乗せ”、この機能が初めて搭載された機種をご存知でしょうか。
その機種は今から約7年半前の2009年1月に大都技研から登場した、「忍魂(大都技研)」です。
この機種は目押しタイプの50G1セットのARTで、純増枚数は1.4枚/1Gとなっています。
この台が登場する頃は、ART機も珍しくありませんでしたが、
そればでの機種は、ゲーム数固定のARTやRTが一般的で、どちらかといえば「消化するだけのART」に近いイメージがありました。
しかし、ART中にゲーム数上乗せというシステムを導入したこの台は当時のARTの常識を覆しました。
ART中の楽しみが増えたうえ、引き次第では無限に続くということも可能になりました。
この機種が登場してから、ARTの常識がガラッと変わり、世の中のARTは上乗せがメインになりました。
上乗せシステムは現在でも色濃く踏襲されており、もはや上乗せなしではARTを語れない市場になっています。
さらにこの忍魂はそれ以外にも大きな特徴があります。
それは筐体に搭載された“可動役物”です。
液晶の左から出現し右まで動くことのできる巻物と、大量上乗せ時に液晶上部から出現する宝玉の2つの可動役物が搭載されていました。
それまで、パチスロに搭載されている可動役物といえば、シャッターが搭載されている程度でした。
この台は可動役物も搭載されおり、ARTの上乗せや演出を盛り上げる大きな存在でもありました。
今でこそ、当り前になっている、ARTのゲーム数上乗せ、そして、可動役物。
今、市場の台の基盤を作った台ともいえるのではないでしょうか。
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このころは1つの台が市場を変える、そんな時代だったんですねー。
私も忍魂はよく打ち込みましたね。
フリーズで300G上乗せした時はびっくりしました。
当時は上乗せという概念がほとんどなかった時代ですから。
今でこそ300G上乗せというのは珍しくはありませんが。
それではまた次回のコラムでお会いしましょう。