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    Categories: パチスロ開発

5号機の振り返り

みなさんこんにちは。

今もなお、パチンコパチスロホールで高い稼働を見せており、皆さんも思い出として記憶に強く残るような5号機(旧規則機)ですが一部の台を覗いて撤去日が2021年11月30日となっております。
「撤去までに意外と時間あるかも・・・」と思われる方も多いかと思われますが、開発的視野からいえば撤去時期に合わせて台を考案するのは今から動き出してもかなり遅いです。
というのもパチンコパチスロの1機種を開発する期間は約2年かかります。つまり、5号機の稼働状況や機種分析から予測立てて2021年11月30日に導入をすることで高い稼働を示すであろう台の開発へ各社メーカー様は既に動き出していることが予想されます。
今回はそんな「5号機に対しての振り返り」について私なりの見解で記事を書かせていただきます。

現行5号機の人気から見る分析

とはいえ、稼働貢献週や台粗利の詳細を書くわけにもいきませんので、一般的に言われる人気機種をいくつか列挙いたします。

■5号機一例
・ミリオンゴッド‐神々の凱旋‐(ユニバーサルブロス)
・パチスロ黄門ちゃま喝(オリンピア)
・パチスロモンキーターンⅡ(山佐)
・パチスロリング 呪いの七日間(藤商事)
・パチスロ聖闘士星矢 海皇覚醒(三洋物産)
・パチスロトータル・イクリプス(SANKYO)

当然、他にも数多くあるのですが、今回は割愛させていただきます。

「ミリオンゴッド‐神々の凱旋‐(ユニバーサルブロス)」はコイン単価が高く、一般的に言われる機械割も高いという特徴があります。

「パチスロ黄門ちゃま喝(オリンピア)」は液晶左右の箱によるポイント抽せんやAT中の周期抽せん、選べる上乗せ特化ゾーンといった点が特徴的でした。

「パチスロモンキーターンⅡ(山佐)」は通常時のモードによる抽せんとAT中のシナリオ管理が強く印象に残っています。

「パチスロリング 呪いの七日間(藤商事)」は原作に忠実な演出やAT中のゲーム数上乗せとループ率による継続の連鎖がとても特徴的です。

「パチスロ聖闘士星矢 海皇覚醒(三洋物産)」は3回のバトルに勝った時に得られる高い報酬(最低100GのAT)という物が高い達成感を作り上げておりました。

「パチスロトータル・イクリプス(SANKYO)」はA+ART機であり、ART中のST方式はA+ARTとの兼ね合いも良く、とても強く印象に残っております。

上記、五号機に共通して言えることとしては「低ベース」「一撃獲得枚数に上限が無い」という6号機規則で作るのが難航しそうな点も挙げられますが、このようにして特徴を明記すると「それだけではない部分での理由」も見えてくるように感じます。
一例として6号機でも「Re:ゼロから始める異世界生活(大都技研)」は「高ベース」であり「一撃獲得枚数に上限がある」中で「5号機では成しえなかった高純増によるスピード感」を用いる事により高い人気を博しております。
また、スピード感のあるATは辿り着いた達成感を出すために3戦突破型の演出と親和性が高く人気が高い理由の一つであると思われます。以上を踏まえて、私としては「時代によって出来るようになった事と出来ないようになった事は移り変わってゆくものなので、その中でユーザーが求める適切な物を提供する」事を心がければ今まで通りユーザーの記憶に残るパチスロを作り続けることは十分に可能であると考えております。

まとめ

いかがでしたでしょうか。G&Eビジネススクールではパチンコパチスロにおける開発から営業ライター業務や番組の編集業務を行えるよう専門的な知識を教えております。
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パチンコパチスロメディア編集部 :