みなさんこんにちは
パチスロ6.2号機で型式試験の適合機種も続々と発表されてきました。そこでパチスロ6号機に入って以前にも内規の変更が行われパチスロ6.1号機になったのですが、パチスロ6.1号機の【ビデオリール演出に対しての内規緩和】についてあまり触れていなかったので今回記事にしたいと思います。
パチスロに関するニュースとして2019年12月17日の型式申請より複数の内規が緩和され、その一つに【ビデオリール演出に対しての内規緩和】もありました。
パチスロ5号機にはビデオリールを使用した遊技機が多数あり、ビデオリールならではの演出も数多くありましたので今回は過去のビデオリール遊技機を振り返ろうと思います。
1:ビデオリール遊技機を数多く輩出したスロットメーカー【株式会社DAXEL】
株式会社DAXEL様は2013年5月に「まじかるすいーとプリズム・ナナSF(株式会社DAXEL)」という機種をリリースし、2017年に「結城友奈は勇者である/DE(株式会社DAXEL)」をリリースしております。
これまでリリースしたスロット遊技機は11機種でそのうち8機種がビデオリールスロットです。
2:パチスロ5号機で大人気だったビデオリールスロット
5号機で爆発的な人気を博したスロット「バジリスク~甲賀忍法帖~絆(株式会社エレコ)」も液晶内下部にビデオリールを搭載したビデオリールスロットとなります。
「バジリスク~甲賀忍法帖~絆(株式会社エレコ)」(通称:バジリスク絆)は導入から撤去日まで、多数のホールがメイン機種として扱っておりました。
3:ビデオリールスロット特有の演出について
ビデオリールスロットは実際のリールではないからこそ行える演出が多数あります。
・第三停止を離した時またはプッシュボタンを押したときに液晶内リールで獲得した小役を書き換える演出
たとえば「液晶内リールでは何の小役も揃えていないような時にプッシュボタンが出てきて押すと図柄揃いに切り替わる」と言ったような演出です。
勿論、第三停止後にメインリールでプッシュボタンを押すことによりチェリーが止まるなんてことは出来ないのでビデオリール特有の演出となります。(疑似遊技を除く)
・存在しない図柄の搭載
ステージごとに図柄を変化させたり、リール全てがその図柄で構成されるといった演出も見受けられました。
パチスロリール図柄の数(コマ数)に関しては最大21コマであり、図柄の種類は最大10種類という制限があります。ですがビデオリールはあくまで演出用の液晶内リールである為こちらの条件には該当せず自由度の高い演出を可能としてきました。
・回転の向きや速度を自在に変更可能
例えば液晶内のビデオリールで7図柄を狙わせる演出の時だけゆっくり回って目押ししやすいといった演出にすることも可能でした。
本来、パチスロはリールに対して「全ての回転の方向及び速さを一定にしなければならない」といった決まりがあるのですが、ビデオリールはあくまで演出用の液晶内リールである為こちらの条件には該当しません。(フリーズの逆回転やゆっくりと始動する事に関しては疑似遊技なので割愛します。)
4:まとめ
いかがでしたでしょうか?実際のパチスロリールで行ってはいけない決まりは多く、ビデオリールならではのメリットは数多くあります。
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