みなさんこんにちは。
12月14日に掲載した記事にて規定回転数内に大当りを引く確率を算出いたしました。(前回記事:【パチンコ、スロット】定められた回転数で当たる確率)
今回はこちらの応用「ぱちんこで確変ST終了後に時短の保証が付くような機種の継続率を算出する方法」を出します。
■はじめに~ST終了後に時短のあるぱちんこ機種~
・CRAスーパー海物語 IN 沖縄4with アイマリン(三洋物産)
・仮面ライダー轟音(京楽産業.)
・P リング 呪いの7日間2(藤商事)
・キュインぱちんこ P南国育ち デカパトver.甘デジ(平和)
等の機種が挙げられます。ゲーム性もラウンド振り分けで時短回数多く貰える振り分けがあったり、時短の付かない振り分けを入れることによって時短を取れているのかどうかドキドキできるような仕様があります。
また、時短回数の上限撤廃が出来るようになったので確率変動と時短を組み合わせた更なる発展にも期待が膨らみます。(実際に仮面ライダー轟音は時短回転数120回となっておりましたね。)
それでは計算してみましょう。
①ST時と時短時の継続率をそれぞれ算出
まずはST時の継続率と時短時の継続率をそれぞれ算出します。
継続率の算出方法は以前の記事でご紹介しました1-(1-大当り確率)^回転数で行います。
ここでは例としてCRAスーパー海物語 IN 沖縄4with アイマリン(三洋物産)の電サポ50回状態を使用して計算しましょう。
CRAスーパー海物語 IN 沖縄4with アイマリン(三洋物産)の低確率1/99.9、確変状態1/9.9、ST回転数5回、時短回転数45回(電サポ50-ST5)なので
ST継続率 :1-(1-1/9.9)^5⇒0.412816⇒約41.3%
時短継続率:1-(1-1/99.9)^45⇒0.364104⇒約36.4%
となります。
②ST&時短のどちらも継続しなかった確率を出す。
次にSTと時短のどちらも継続しなかった確率を出します。
継続率が上記値なので非継続率は
ST :100%-41.3%=58.7%
時短:100%-36.4%=63.6%
となります。
③2つの状態の非継続率を掛け算し、1から引く
最後に上記数値を掛け算し1から引きます。
58.7%は0.587
63.6%は0.636
なので、1-0.587*0.636=1-0.373332⇒0.626668⇒約63%となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。あくまで今回求めた数値は電サポ50の振り分けのみでの継続率計算なので実際にCRAスーパー海物語 IN 沖縄4with アイマリン(三洋物産)の継続率が63%というわけではありません。
実際の継続率を出すとなると各電サポ振り分けごとに同様の計算を行い振り分けの確率でかけあわせて実際の継続率を算出してあげる必要があります。
今回の計算を行ってみて、ネット上で公開されている継続率を小数点の単位まで自分で算出できることにやりがいを感じる方は、出玉設計分野での適性がある可能性が高いです。
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